「ヒートウェイヴは、常に前を向いて新しいことにチャレンジしていくので、スタッフとしてはいつも多くの試練と共に沢山の楽しみがあるのですが、数々の仕事の中でもこのプロジェクトは本当に大きな出来事だったと思います」地獄ぺーこ



―――ツアーグッズのプロデュース、進行を担当している地獄ぺーこさん(山口洋の日記中には「チビ」または「チビちゃん」と表記されている)も、アルバム『land of music』のプロジェクトに最初から関わっていました。

レコード会社に属さずにアルバムをレコーディングし、販売するというのは、資金面ももちろん、大変なことばかりだったと思います。例えば、2005年12月23日の山口洋の日記には、〈休日だと云うのに、働いているウチのスタッフから、午前6時にHWニューアルバム・プロジェクトの状況が送られてきました〉という記述があります。レコーディングも東京のスタジオだけではない、合間にツアーもある。プロジェクト賛同者のリスト作り等々、ヒートウェイヴのスタッフとしても過去にない多忙さと経験だったと思いますが、いま、このプロジェクトを振り返ってどんなことがいちばん印象に残っていますか?


地獄ぺーこ 印象に残っていることですか……。あまりに色々な事がありすぎて、一言では語れませんねぇ(笑)。でも、はじめにこのプロジェクトの企画が持ち上がった時の事が一番印象深いですね。メンバー、スタッフが全員で打ち合わせしたのですが、あの時のワクワクした気持ちが忘れられないですね。ま、その直後これに伴う膨大な仕事量に圧倒されるわけですが……。ヒートウェイヴは、常に前を向いて新しいことにチャレンジしていくので、スタッフとしてはいつも多くの試練と共に沢山の楽しみがあるのですが、数々の仕事の中でもこのプロジェクトは本当に大きな出来事だったと思います。


―――過去のツアーで地獄ぺーこさんが制作、販売されたTシャツもArtist-Direct Shop 405で通信販売されていますが、その中で特に思い出に残ってるものを教えてください。


地獄ぺーこ どれも思い出深いですねー。毎回、毎回デザイナーとの戦いですよ(笑)。でも、しいていうならTOUR 2004 “LONG WAY FOR NOTHING”ツアーグッズですかね(って現在は「HW 開運ステッカー」しか販売してないんですけど)。まったく何も分からないところからグッズ製作だったため、本当にTシャツ一つ作るのも大騒ぎでしたからねー。でも、すごく楽しかったですよ。
それから、今は完売してしまってないのですが、TOUR2007 "land of music"で販売した羽根第一弾、「Eagle Talk」(山口洋「knife *acoustic groove*」とのコラボレーション商品)も大変思い出深いです。念願叶ってやっとできた商品でしたからね。


―――12月26日、渋谷duo Music EXCHANGEにおけるヒートウェイヴのライヴ「life goes on」では、先日紹介した「希望を載せて飛ぶ為の羽根3号」以外にも、3種類の新Tシャツが登場するそうですね。


地獄ぺーこ 現在鋭意製作中です! まだ、私も現段階でまだ実物を見られていません(苦笑)。今回は、どの商品も製作枚数が少ないです。開場中に無くなるものが出てくるかもしれません(特に限定の「Skull Panda Tee」)。当日は、早めにお買い求めいただく事をオススメします。では、皆さん会場でお待ちしています。(商品詳細→